2024年3月12日(火)・13日(水)の2日間、財務省は国際シンポジウム「複雑化するグローバル課題に直面する世界経済と政策協調」を開催いたします。
ロシアによるウクライナ侵攻をはじめとする地政学リスクや、それに起因する食料・エネルギー安全保障や金融不安等の世界経済リスクが一層高まる中、日本が国際社会においてリーダーシップを発揮し、政策協調に取り組むことが必要です。
こうした問題意識の下、各国の有識者を招聘して、経済政策・金融政策等の政策協調のあり方を議論するために、国際シンポジウムを開催します。
世界が直面する課題を世界の識者はどのようにとらえ、解決しようとしているのか、真剣な議論をぜひご覧ください。
※詳細な議論の概要、パネリストは随時公開していきます。
開催概要
日時: 2024年3月12日(火)13:00~17:30
2024年3月13日(水) 10:00~11:45
場所:ホテルニューオータニ ザ・メイン 宴会場階「芙蓉の間」
(東京都千代田区紀尾井町4-1) アクセス方法
言語: 日本語・英語(同時通訳)
主催: 財務省
企画・運営: 認定NPO法人 言論NPO
お問い合わせ:言論NPO事務局
【ご登録に関するお問い合わせ】symposium@genron-npo.net
【取材・プレスに関するお問い合わせ】forum@genron-npo.net
※会場等の関係でご参加をお断りする可能性がございます。あらかじめご了承ください。
3月12日(火):国際シンポジウム1日目3月13日(水):国際シンポジウム2日目
国際シンポジウム
「複雑化するグローバル課題に直面する世界経済と政策協調」
日程: 2024年3月12日(火) 、13日(水)/ 会場: ホテルニューオータニ / 言語:日本語・英語(同時通訳)
3月12日(火) 1日目スケジュール ※日本時間
13:00-13:30 開会挨拶:
神田眞人(財務官)13:30-15:00 パネルディスカッション1
地政学リスクが広がる中で、グローバル・サウスとの関係も含めて
国際協調をどう深化させていくか
ウクライナ戦争とイスラエル・パレスチナの衝突は戦争に伴う被害だけではなく、世界の多極化や分断を加速化させ、毎年、深刻化する気候変動や戦争の影響下で連鎖するエレルギーや食料や債務問題等、巨大なグローバルリスクを拡大させている。この状況を放置位することはグローバルリスクの管理を見失い、世界が連携するための国際協調の立て直しを一層難しいものにしかねない。世界全体で現在の危機にどのようの取り組むのか。国際協調をどのように回復させるのか。
司会: サンジョイ・ジョッシ(インド・オブザーバー研究財団理事長)
パネリスト:カルロス・イヴァン・シモンセン・レアル
(ブラジル・ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)会長)
アショク・ラバサ(前アジア開発銀行副総裁、元インド財務次官)
ブロンウェン・マドックス(英・チャタムハウス所長兼最高経営責任者)
ケネス・カン(国際通貨基金 戦略・政策審査局次長)
15:15-15:45 基調講演:アメリカ大統領選挙と世界経済の行方
アダム・ポーゼン(米国・ピーターソン国際経済研究所(PIIE)所長)
16:00-17:30 パネルディスカッション2
現下の国際情勢を踏まえ、自由な貿易・資本フロー及び資本市場の
今後のあり方をどう考えていくか
地政学リスクが拡がる中で、世界経済の自由な貿易・資本フローをどのように確保していくか。昨今のデリスキリングやデカップリングなどの動きで世界経済の分断が進む中、どのように再構築すべきなのか。今後も中長期的かち国家間の枠組みを超えて、持続可能な世界経済をどのように構築していくかについて議論を深めたい。
司会: ロヒントン・メドーラ(カナダ国際ガバナンス・イノベーション・センター名誉フェロー)
パネリスト:神田眞人(財務官)
アダム・ポーゼン(米国・ピーターソン国際経済研究所(PIIE)所長)
ホセ・アントニオ・オカンポ(米コロンビア大学国際公共問題大学院教授、
元国連事務次長、前コロンビア財務大臣)
ベラ・ソングウェ(元国連事務次長、元UNアフリカ経済委員会(ECA)局長、
流動性および持続可能性ファシリティ議長)
※セッションテーマ、登壇者、プログラムの時間帯は予告なく一部変更になる場合がございます。予めご了承ください。
3月13日(水) 2日目スケジュール ※日本時間
10:00-11:30 パネルディスカッション3
エネルギー、食糧、債務問題、気候変動など連鎖する危機に直面する
脆弱国の状況にどう対応するか
現状の世界経済の危機は、戦争や世界経済の分断に向けた動きが、本来、世界が力を合わせて取りくむべき気候変動の危機やそれを乗り越える持続可能で包摂的な世界経済に向けた世界の取り組みの障害になっていることにある。そして、この環境下で気候変動やエネルギー、食糧、債務問題の影響が脆弱国などの途上国で深刻化している。脆弱国がこの状況を乗り超えるためにどのような対応や知恵が必要か。
司会: ポール・サムソン(カナダ国際ガバナンス・イノベーション・センター会長)
パネリスト:R.H.S.サマラトゥンガ(スリランカ大統領上級補佐官)
レイモンド・ギルピン(UNDPアフリカ局チーフエコノミスト
兼戦略・分析・調査チーム長)
マリ・エルカ・パンゲストゥ(前世界銀行専務理事、元インドネシア貿易大臣)
ジョセファ・レオネル・サッコ(アフリカ連合委員会農業経済担当委員、
元アンゴラ環境大臣特別顧問)
オユン・サンジャースレン(緑の気候基金 対外関係部長/
元モンゴル国環境大臣、外務大臣)
11:30-11:45 閉会挨拶
※セッションテーマ、登壇者、プログラムの時間帯は予告なく一部変更になる場合がございます。予めご了承ください。
※お申込みの締切は3月1日(金)となります
パネリスト一覧
※お申込みの締切は3月1日(金)となります
参加者の皆さまへのお願い
録画・録音はご遠慮ください。
【ご登録に関するお問い合わせ】 symposium@genron-npo.net
【取材・プレスに関するお問い合わせ】 forum@genron-npo.net
【お電話でのお問い合わせ】03-3527-3972